八甲田山
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山行報告  八甲田山 その1

平成14年8月18日

記録:竹中 孝

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昨日(18日)月一八甲田計画の一環として八甲田行きました。
月一八甲田計画とは、せっかく青森にいて、八甲田がすぐそこに見えるのだから、登
山に限らず、月一回くらいは八甲田山の自然に触れようかという、贅沢な計画です。
今回は1人で行ってきました。

酸ヶ湯までバスで1時間。
まずはキャンプ場を視察。設備的には充分なキャンプ場でした。
酸ヶ湯からは、7月に降りてきたのとは別コースを選択。
こちらのコースも、ブナ林、雰囲気のあるガレの沢、湿原と変化があって面白いコー
スです。登山道の整備も相変わらず良く、歩きやすい道でした。
緩やかに、しかし着実に登って行く感じで、実際の標高差より楽に感じます。
八甲田大岳直下の仙人岱には、八甲田清水。きれいな木枠で囲った湧き水です。
仙人岱小屋もチェック。無人の避難小屋ながら、なかなかキレイな小屋でした。

仙人岱を越えたところで、八甲田大岳へ行くルートから別れ、小岳へ。
ここからはおそらく、登山者が激減するのでしょう。
出会った人も、単独行のおじさん3人とすれ違っただけ。
道の整備も、足元はしっかりされているものの、脇の草は。。。
ほとんどヤブコギです。

小岳を越えて、今度は高田大岳へ(八甲田大岳とは別です。)。
このあたりで立て続けにさっきのおじさん達と会ったのでした。
そしてそのおじさん3人が、口を揃えて、「谷地温泉からの道は沼だ。」
でも、水気の多い道をオーバーに「沼」と表現するのはよくあることですし、その人
達はそこを登ってきたわけですから、それ程ひどいことはないだろうと思いつつ先へ
進みました。

登山道を水が流れて川になっているというのはよくあることですよね。
でも、だんだんそれが本当の川のようになってきました。
そのうち、ルートを外れてただの沢に迷い込んでないか、不安なくらいに。
それでも、先人の滑った足跡や赤テープがあるので進んで行くと。。。
ありました。
沼でした。
湖だと言い過ぎだと思いますが、あれは確かに。沼でした。
深さは膝くらいだと思いますが、かなりの広がりをもって続いていて。。。

なるべくはまらないよう努力しつつ歩きましたが、ぐちゅぐちゅになりました。
登山道を降りた所にある谷地温泉に入りましたが、なるべく濡れないよう、沼を回り
込むように歩いたので、時間が大幅に遅れ、ゆっくり入ることもできませんでした。

そんなこんなで結構タイヘンでしたが、道そのものは(沼を除けば)いい道でした
し、なかなか風情のある山域で、楽しい山歩きができました。
あと、印象に残ったのは、きのこの山でしたね。
色も形もさまざまなきのこが、えらい沢山ありました。すごかったですよ。

そんな感じの山行でしたとさ。
今後も、月一八甲田が続く限り、とりとめのない報告ですが、お送りします。

ではまた。

山スパートによる「八甲田山」の地図表示

この地図は、山スパートを使って作成したものです。
山スパートについて興味のある方は、こちらへどうぞ。


 

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最終更新日 : 2020/06/28
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