岩手山
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山行報告  岩手山

平成14年9月15日

記録:竹中

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9月14,15,16日の3連休に岩手山に登ってきました。
せっかくの3連休は少し遠いところへ足を伸ばそうという趣旨です。

土曜日は、キリストの墓などを経由して八幡平温泉郷まで行き、宿泊。

日曜日,朝5時に宿を出て、5時半前から登り始めました。
コースは焼け走りコース。
溶岩流が海のように広がっている天然記念物の焼け走りの脇を登っていくコースです。
登山道は、火山灰が積もったような感じの道でした。最初の2キロくらいは殆ど平らで、歩きやすかったです。
その後一登りして登山道のちょうど中間点辺りを過ぎると、一旦森林限界を超え、コマクサの咲く登山道にでました。
コマクサは、地熱の影響でしょうか、9月半ばにもかかわらず、わずかではありますが花弁も見かけることができました。
その後、緩やかに山腹を巻きながらまた樹林の中を通り、最後に一気に登ると標高差1400メートル、約4時間半かけて山頂に到着です。
山頂は3連休の中日ということもあってか、かなりの賑わいでした。
眼下には雲海が広がっていましたが、雲の切れ間から八幡平が望めました。
山頂はお鉢になっていて、ゆっくり一周して約40分。高度感もあり、なかなか迫力がありました。
下山は登った道を下り、約3時間、2時半ころには登山口に帰ってきました。

岩手山は水蒸気爆発があってから入山規制がかかり、今年は緩和されて2シーズン目でしたが、活動が安定している東側のみ入山可ということでしたので、網張温泉からのリフトが使えなくて標高差1400メートルのピストンを余儀なくされました。
しかし、登山道の整備は行き届いていましたし、万が一にも水蒸気爆発のおそれが出てきた場合に備えて登山道各所に赤色回転灯やサイレンが据え付けてあり、安心して登れました。
 


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最終更新日 : 2020/06/28
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