1999年 裏磐梯
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平成11年度 個人山行記録 クロスカントリースキー「裏磐梯高原」

4月3日(土) かねてからの計画を天候状態で延期をしていましたが、東北地方も晴れそうなので出発しました。

吉祥寺駅を朝5時14分発の中央線に乗り、東京駅6時16発の「やまびこ11号」で郡山駅に7時27分着。

予定より1本早い東北新幹線に乗ったため1時間ほど待って、郡山駅8時29分発の磐越西線の快速「ばんだい1号」に乗り換えて猪苗代駅には9時9分に到着しました。

東北新幹線の私が乗った車両は他に乗客は3名だけでした。猪苗代駅では「クランデコ」へ行かれる人たちが多くいました。

磐梯高原行きのバスは、3月16日の時刻改正で9時30分発が9時45分発になってしまったため、五色沼入口へは10時8分に到着しました。このバスに乗ったのは私を含めて9名でした。

3年前に山美会で秋のキャンプに来た所で、五色沼へのコースは知っているので不安無く歩きはじめる。毘沙門沼から赤沼迄はストックを使ってクラフト状の雪の上を滑らないよう歩いて、赤沼からスキーを履く。

松葉が沢山落ちていて余り快適では有りませんでしたが、みどろ沼・竜沼・るり沼・青沼・柳沼迄に4回だけ雪が無い所をスキー板を外しただけでなんとかなりました。

コース中では、写真を撮っている方に3回出会っただけでひっそりとしたツアーでした。

もしかしたら持って来たアイゼンで歩いた方が楽だったとも思いましたが、練習なのでスキーで歩きました。

磐梯高原のバス停には12時に到着。無雪期なら1時間10分の所ですが、案外に時間がかかりました。

桧原湖畔には解け出した氷上への立ち入り禁止の立て札が有り、氷上ツアーはやはり出来ませんでしたが、見ていると歩けそうな気もしましたが岸辺は弛んでいそうでした。

休暇村へのバスは12時45分発なので、桧原湖を見ながら休暇村までバスで10分の所を1時間20分かけて歩き、途中バスに追越されて1時20分に休暇村到着。

休暇村の本館のロビーでコースの地図と、今日の滑れるところの説明をしていただきました。ここには、1km・1.5km・3km・5kmのコースが有るのですが、東側の半分が閉鎖されているとの事でした。南北に長いコースなので距離は十分にあることが分かりました。

クラシカルとスケーティングバーンの競技が出来る「スタート」地点の看板の所から、ツアーに出ました。

29日に降雪が有った事をインターネットで調べて知っていましたが、ここのコースは人工的に整備されているので、気持ち良く「歩く」「滑る」が出来ました。

森林の中のコースに入ると太陽の位置だけが頼りで、方向感覚が無い自分に気付きました。まだスキーに慣れていない事も有り、下ばかり見ているからなのですが、本当の山岳ツアー等では、今の自分の技量では危険な事も分かりました。

ここでは、ツアーを楽しんでいる方達が、大人から子供まで幅広い人たちが割合多く滑っていました。

変形の5kmコースを戻って来た時には15時を過ぎていて、風も冷たくなって来たので本館へ引き上げて、420円で入浴が出来るのでゆっくりと温泉で汗を流す。

帰りのバスは16時25分発に乗り猪苗代駅に17時10分に到着。

17時20発の「特急ビバあいづ6号」で郡山17時51分に到着し、17時58分発「やまびこ144号」で東京駅19時24分に到着。

日帰りでしたが、充分に楽しめる事が分かりました。

記:平成11年4月4日 市川 進

 

 

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最終更新日 : 2020/06/28
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