第10回山行報告 尾瀬方面「尾瀬ヶ原と至仏山」
記:市川 進
山行報告:8月19日(土) 今年の山行は全て前日までの天気予報かはずれて、今回も良い天気に恵まれました。
東京駅から8時8分発の「たにがわ433号」で上毛高原駅へ9時23分到着、そして10時10分発の大清水行きのバスを戸倉で乗換て12時45分に鳩待峠へ到着。
尾瀬ヶ原へは3度目になる入山で、ここの景色も馴染み深くなりました。
軽い昼食をとり13時20分に出発して山ノ鼻へは約1時間の下りです。水芭蕉の大きな葉が現れて、沢を渡り山ノ鼻キャンプ指定地に14時30分に到着。テント泊りの手続きをすると一人800円でした。それほど混雑も無く全員同じ場所に5張りを設置。
コーヒーを飲みながら夕食の段取りに移る頃に夕立が有りましたがすぐに止む。
9名分の豚汁は三浦さん・阿部さん・他2名の方に分担して持ってきていただきました。なべ2つに作って美味しくいただきました。
夕食前の尾瀬ヶ原を散策してみると歩いている人も僅かで、明日登る至仏山も見え静かな一時を満喫できました。
夕食後は、7時からビジターセンターで尾瀬の自然についての解説は面白く聞くことが出来ました。8時過ぎに終わり明日は早いので寝る。ラジオの天気予報では関東以北は晴れそうだ。
8月20日(日) 起床時間を10分寝坊し4時10分に起きると朝食のごはんを炊いていました。早起きをしていただいたお陰で、ゆっくりと食事をしてから出発出来ました。
6時30分に出発して鳩待峠に7時40分に着いて重いザックを山荘に1個200円で預けて、アタックザックで身軽になってから計画より1時間遅れの8時10分に出発。
始めは樹林帯の中を登り、途中、尾根を巻く所は木道となり、ふたたび湿原を過ぎて水場で補給した後、ようやく森林限界を超えて視界が広がり至仏山への尾根歩きになる。ここからは岩場になるが、足元は整備されて木の階段もしっかり出来ている。オヤマ沢田代から小至仏山までは、山頂に記された小至仏山の名前で、目指す至仏山は遥か遠くと判る。その後も岩嶺を何度も乗り越えて、晴天の中を「ふーふーふーやっと登った至仏山」の言葉通り、2,228mの山頂までは軽く思っていた分辛く感じました。11時30分にやっとの思いで至仏山へ登頂。
私は皆さんに励まされながらの登山となりました。山頂では景色を見ながらゆっくりと休む事が出来ました。12時に下山を開始して全員無事に元気良く下りる事が出来ました。
予約のワゴンタクシーに合わせて一人で途中から先に下山していただき有難うございました。おかげで乗換無しで上毛高原駅まで一人3千円でタンクシーを座って行け、上越新幹線は計画書の後発に充分間に合い17時26分発で、東京駅18時40分着の列車でゆったりと帰ることが出来ました。
以上 |